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意識の取り合い
Wednesday October 26th, 2016

昔PRの会社に所属をしていたから、いろいろと学んだことがあって、例えばお昼のニュースに間に合うにはこの時間までにイベントをやらなきゃいけないとか、ノウハウがたくさんあった。それでもコントロールできないものはあって、せっかくニュースにしたいのに、もっと大きなニュースがぶつかってきたらせっかく仕込んだものが一気に吹っ飛んでしまってがっくりしていることもあった。

昔はテレビが24時間しかないことや、新聞の一面があれだけのサイズしかないことが様々なものを決めているなと感じていた。自分を有名にする上でも、その枠の中のどの程度の割合を取れるかが大事だから、どうすればその一部に入り込めるかと考えていた。10年ぐらい前からインターネットというのが出てきて、際限なく情報が出せるから、新しい戦い方ができるじゃないかと興奮した。

最近思うのは、大して状況はこれからも変わらないだろうなということだ。結局のところ、世の中の情報の制限は個々人の意識の総量が決めている。つまり個人が1日に意識できる量が10だとしたら、日本には最大でも1日13億しか意識量がない。それを誰がどの程度とるかという話に過ぎないと思うようになった。

すごく単純化して、規模感も適当に決めると、オリンピックが始まれば例えば1億意識がオリンピックに持っていかれるとする。残りの12億を他の情報が取り合う。ポケモンが数千は持っていってしまうだろうか。紙面やテレビもその意識の大きさによってサイズが決まる。サイズによって拡散具合も決まり、何が世の中に広まり、何は広まらないかが決まる。

そういう意味で習慣をつくれるととても強いなと思う。毎回、人々の意識を集めることはなかなか難しいから、自動的に見てくれると楽になれる。昔はテレビと新聞だったけど、インターネットが介入してきた。人は毎回意思決定するのはしんどいから、朝起きて歯を磨いて、ご飯を食べならいつものように情報をとる。

 

 

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