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自由な人が生むざわつき
2014年09月25日
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自由な人がいる。彼は仕事をしたい時にしかしない。余ってはいないけれどさほどお金に困っていない。好きな人とだけいて、嫌いな人とは会わない。大きな夢はない。困っている事も無い。欲もさほどなく、流れるままに生きていくんだと言う。

彼が大人に説教をされる。そんなんじゃだめだ。成長が止まるじゃないか。もし将来何かあったらどうするんだ。夢を持て。嫌な人とでもうまくやっていくすべを覚えろ。社会にもっと貢献しろ。彼は静かに聞いていて、そしてその大人とは会わなくなった。

彼の人生は問題だろうか。また彼の人生は私達の人生にとっても問題だろうか。なぜその大人は彼の人生を問題だと感じたのだろうか。

こういう生き方をするべきだし、またこういう人生は素晴らしいという価値観を強く持って生きている人にとって、そうではない価値観を持った人が苛立つ時がある。自分が我慢したはずのものを我慢しない人。自分が信じてきたものを信じない人。しかしその苛立ちをそのまま出す事が恥ずかしい事を大人は知っている。自然と苛立ちは説教や親切に変わる。

自由に生きている人がいる。自由に生きられなかった人がいる。たぶん自由の人は増えていて、そしてこれからもっと増えていくだろう。みんなこう生きるべきという価値観が根強い人は、少なくとも他人からは自由になれない。

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