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憧れの罠全文
2014年09月23日

いろいろとごめんなさい。文脈自体には間違いは無いと思うのですが、表現で間違いがあったと思います。訂正してお詫びします。今後は気をつけるようにします。

おはようございます。今日は【憧れの罠】について

昨日、友達と誰をすごいと思うかという話をしていた。孫さんはすごい、とか、ガンジーはすごいとか、いろいろと出たけれど、こういった憧れは大きなエネルギーになる一方で幾つかの問題もはらんでいるなと考えながら電車に乗った。

昔、僕の憧れの人は伊東浩司さんという人で、この人になろうと思っていろんな事を見て学んだ。所がそれで随分長い間スランプに入ってしまった。しばらくして気がついたのは僕と伊東さんは体型からして全然違うタイプだという事。コンプレックスと憧れが混じるとなれないものになろうとしてしまう。

憧れて目標にする時点で方向性も到達点も決定され、そこに向けては大きなエネルギーが出る一方、自分が刺激を受け変化するかもしれない余白がなくなる。僕はあの時、頑に伊東選手になろうとしていて、僕自身がそもそもどんな人間かは気にしていなかった。

憧れの人は、目標だけれど、仮想敵ではない。頑張って近づければ仮想敵として想定できるのかもしれないけれど、多くの場合は憧れのまま終わる。ある種憧れの人を設定した時点で、憧れの人を越えないという意識を自分のなかで持ってしまう事にもなる。

悲しいかな、どんなに頑張っても日本で生まれ育った人がヒップホップをやるとどこか違和感がある。またアメリカ人が着物を着ても最後の最後は馴染みきれない。私達は幼少期の早い時期にしみ込んだ空気を否定できない。

【終わり】昔あるジャズシンガーが、ジャズを真似していてうまくいかなかったけれど、日本風のジャズを作ればいいんだとわかった時にとても勇気が出たと言っていた。それに感動したのを思い出した。

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