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双子の遺伝子
2017年01月19日

エピジェネティクスに興味を持った時に読んだ本です。

私は進化論が好きなのですが、獲得形質は遺伝しないということが否定される可能性がある(実際には全然違いましたが)という話を聞きつけてそんなバカなという思いで本書を手に取りました。読んでみてエピジェネティクスに関する記述は少なく、どちらかというと先天性か後天性かを双子の事例を使って説明しているという印象でした。

いくつかのテーマを設定しています。幸福感,運動の才能、音楽の才能,信仰心,育児方法,犯罪率,肥満,癌や自閉症,同性愛,浮気と性欲。これらが先天性なのか後天的に決まっているのかを説明しています。一卵性の双子はdnaが一緒なので、例として説明しやすいんですね。

で、結論はというと、人間がdnaで決まっているものは一部で、やっぱり生育環境は結構大きいよねというものでした。後天的に変わるものも大きいですし、また仮に遺伝子として持っていても、後天的な環境いかんでそれが活性化するかどうかもわからないというものらしいです。

子育て中だと、いろいろ観察できて面白いかもしれません。人は変われるという気がして、気分がいいです。

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