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更生について
2017年01月20日

元少女無罪を主張精神障害を理由に

名古屋で殺人事件を起こした少女の初公判が行われた。弁護側は少女には精神障害があり、責任能力がなかったと主張している。被害者の方の年齢と私の母親の年齢は近い。想像するだけで胸が痛くなる。

私は犯罪を犯した人を更生させるのがどういった仕組みで行われるのかよく知らないが、被害者が正常であるか異常であるかの判断はどのようになされるのだろうか。また異常だった場合どのようにして正常化への取り組みは行われるのだろうか。

こういう事件が起こる度に、

①欲求

②分別

③行動

の三つのレイヤーを想像し、どの段階の話をしているのかを考える。例えば弁護側は記事を見る限り、③はあったが、②がなかったと主張しているのだと思う。では、更生を行うというのはどういうことなのだろうか。③を制限できるようにするのか、②にアプローチするのか、または①から変えようとするのか。

教育は①にアプローチできるのか。彼女のような特殊な場合でない時は、①に教育はアプローチしていいのか。また①は教育によって変えうるのか。もし変えることができないのであれば、①という欲求を抱えていて、②と③を強化することによって犯罪を起こさないようにするということが正常化のアプローチなのか。

話せばわかるという世界観は、相手は必ず同じように感じ、同じように考えるはずだということが前提にあると思う。そうではない人がいたら、仮に宇宙人がいたら私たちは本当にコミュニュケーションできるのだろうか。

昔読んだ、臨床の詩学という本が浮かんだ。

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