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点と線
2015年06月15日

スティーブジョブズが点を線にするんだと言っていて、なるほどなあと思った。アスリートの第二の人生がうまくいくかどうかは二つステージがあって、一つは社会が必要とする能力を身につけられるかどうか、そしてもう一つは競技人生を総括し、意味づけをして、今につなげられるか。

目標を設定し、それに向けて毎日練習を頑張りました。という経験をアスリートはしてきているが、言葉にすると誰でもやっている事としか思えない。ところが深く掘り下げる

・自分の能力をエキスパンドして届くがどうかのところに目標を設定する

・それを達成するに必要なもの。更には習得可能なものか不可能なものかを振り分け習得可能なものに努力を割り振る。

・日々継続してスキルを得る為に練習を積み重ねる。モチベーションが上下する際にも自分のやる気が出るようになんとかしのぐ。

・試合後、目標達成できたかどうかを振り返り、予想とずれていたらなぜそうだったのかの原因を見つける。そして次の目標を設定しそこに対し具体的な計画を立てる。

という事をやっている。

私も引退する前に、一体走る事だけをやってきた男に何ができるのかと思っていたけれど、社会に出てみれば、自分一人では仕事はできないことや社会には明確な勝負がないこと、そもそもレース自体を自分で作っていいことなどを除いて、ほぼ陸上と同じことが社会で行われている。それに気づいた瞬間に私の経験が今とつながり、点と点は線になった。

セカンドキャリアで自分は将来何をすべきかを悩んでいた時、結局のところ自分の人生に全てはあるだろうと後ろを振り返った。あの経験なんだったのかが整理できれば、自分が何を持っているのかがわかり、どう戦えばいいかがわかる。陸上が陸上としてしか捉えられない間は、陸上を引退すると点としてそこに置き去りになってしまう。

人生は決めつけだというのが私の考えで、人生には意味もなく、やるべきこともないから、自分で自分の人生を決めつけるしかない。。あれは一体何だったのかが整理できた時、点と点がつながる。そのつなげ方に自分自身の価値観が現れるのだと私は考える。

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