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新年のご挨拶
2016年01月02日
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昨年の6月で引退して3年経ったということになりますが、少しマンネリ化してきたなと感じています。食うには困らない程度には(いまのところ)仕事もあって、会社もそれなりには動かしてはいるのですが、小さいところに落ち着きそうになってるなという印象です。

年末ぐらいからこれじゃあいかんだろうという気になりまして、為末ビジネス(我が社では為末で稼ぐものをこう呼んでいます)部門の活動を今年の4月以降から減らし、経営を頑張ることにしました。私が出ていって行う仕事は利益率が相当高いのですが、だからといってそれに頼っていると、自分が動いた分しか稼げず、稼ぐために自分が忙しくなり、会社の経営がおろそかになり、結果会社が為末ビジネスに依存するという、負のスパイラルにはまってしまいます。

それを今年から変えようとしているわけですが、為末で稼ぐものがうちの会社の売り上げの7割を占めていますので、これが減るとなるとかなり厳しいわけです。どうしよう困ったなと思っていましたが、自分一人ではなんともならないので、みんな厳しくなるよ何とかしてねと社員にはお願いすることにしました。

アスリートのマネジメントというのは、現役時代は試合に出てそれなりにニュースがあっていいのですが、引退した後は何とかして自分の知名度を保たなければならないために、PR的手法を用いることが多くなります。わかりやすくいうと、実際に何かを作り上げるというよりも、作ってそうに見えるという方を選びがちになります。前者は時間がかかりめんどくさいのに対し、後者は比較的結果が早くでてしかも手離れがいいのでついついそれを選びがちになります

一方で、そういった手法を繰り返していると、その場その場の世間の流れに乗る癖がついてしまい、コツコツ自分で積み重ねるということが減り、自分自身の実力が上がっていきません。どうもそうなりつつあるなと自分で感じ、戒めのために今年から方向を見直すことにしました。地道な練習はやはり力になります。

今年の目標は、経営者というよりも、社会で生きている一人としてしっかり稼ぐ力を身につけるということです。稼ぐためには、価値を提供しなければいけないわけで、それを社員一同頑張っていきたいと思っています。また、幾つかの会社に関わらせていただいています。期待されているのは違う視点と、身体に関する知見だと思っていますから、こちらでも価値を提供していきたいと思います。

私個人としてはようやく引退後の世界が今年から始まるという気持ちでおります。第二の人生を一人ではなく社員と共にチャレンジできるのを嬉しく思っております。

 

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